「僕に彼女が出来るまで」が出来るまで


僕に彼女が出来るまで」を描くに至った経緯について振り返ってみようと思います。


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第0話プロローグ」にも書いてありますが、当時の僕は漫画において上手くいってませんでした。具体的に言うと、読み切りは載ったことがあったものの連載に至ることはありませんでした。雑誌の賞に応募して担当が付いても、編集の方が求めるものと自分が描きたいものが違うなどの理由で上手くいかず、また別の賞に応募して…という繰り返しでした。

僕はどちらかと言うと現実的でリアリティのある漫画が好きで、編集の方からは「地味」と評価されることがしばしばありました。その原因として僕が考えたのは、自分で自分をセーブしてしまっているのではないかと言うことです。現実で他人を気にするだけでなく、漫画の世界においても他人を気にしてしまっていたのです。

客観的な視点を持つことは漫画を描く上で大切なことではありますが、「こんなことを描いたらヤバイ奴と思われるからやめておこう」といった悪い意味での気の遣い方をしていました。どんなにヤバイ表現でも、倫理的にアウトだとしてもとりあえず描いてみればいいんです。そのキャラクターの感情や動機と矛盾しなければいいんです。本当にダメなら編集の方が止めてくれるはずです。一番大切なのは漫画が面白いかどうかです。でも僕はそれが出来なかった。理由は嫌われたくないから。編集者にも読者にも。

僕はそこから抜け出したくて「僕に彼女が出来るまで」を描きました。自分のコンプレックスである「彼女いない歴=年齢」「童貞」ということを漫画で告白しました。どんな反応をされるのか怖いという反面、共感してくれる人もいるかもしれないという期待もありました。世間的に恋愛に奥手な人が増えていることだとか30代の4人に1人は童貞であるという背景があるからです。実際告白したことで周囲の対応が劇的に変わったかというとそんなことはありません。誹謗、中傷を受けたり馬鹿にされたこともないです。どちらかというと好意的にとらえてくれる人が多いような気がします。あとは、飲み会などでこれまでは変に気を遣われることがあったのですが(思い込みかもしれないけど)、今は自分から恋愛のことも話せるようになりました。

そういった経緯で始まった漫画ですが、もしかしたらすぐに終わってしまうかもしれないし、まだまだ続くかもしれません。僕をサンプルとして、僕と同じような境遇の人が何かしらの行動を起こしてくれることがあればこんなに嬉しいことはありません。

この漫画にどんな結末が待っているのか、僕自身も楽しみです。
参照:僕に彼女ができるまで


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「「僕に彼女が出来るまで」が出来るまで」への5件のフィードバック

  1. どうも!楽しく読ませて頂いてます!
    僕も奥手で女性と気軽に接する事が苦手で女性関係で傷を負う事が多く読んでてすごく共感しています(^ ^)
    連載も彼女が出来ることも応援していますよ!!

    1. takumaさん
      初のコメントありがとうございます!
      共感して頂けてとても嬉しいです!
      今年こそは出来るように頑張ります~!

  2. 頑張れ!!と思ってます
    でも見てて自分が苦しくなることもあります 笑
    彼女ができたらぼくに彼女ができてからというタイトルでまた連載してください!

    1. ぴさん
      ありがとうございます!
      僕もうまく行かなかった時のことを思い出すと辛いです(笑)
      たまに(?)楽しいエピソードもあると思うのでお楽しみに!
      彼女が出来てからも連載できたら嬉しいですね~!

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