30代童貞の息子についてどう思ってるのか両親にインタビューしてみた


4月19日(水)に、ふんわりジャンプにて連載中の漫画「僕に彼女が出来るまで」の単行本1巻が発売されます。 


単行本が発売されるということをニコニコ生放送で発表したのですが、その直後に両親から「おめでとう!」という連絡が来ました。僕はその時思いました。ん?どうやって知ったんだ…?放送を見ているのか…?そもそも僕の漫画は読んでいるのか…?読んでいるとしたらどう思ってるんだろう…?

僕はその疑問を解決するために両親にインタビューを敢行しました。この際だから普段聞きづらいことも聞いてしまおうと突っ込んだ話も聞いてみました。インタビューは1時間を超え、父は後半、酒に酔って若干話が大きくなっていますがご容赦下さい。


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僕は茨城の田舎で育ちました。

 

父は元教員。母は福祉施設勤務で共に62歳です。聞き役は佐藤ダイン。

文中に「てつ」「てっちゃん」という呼称が出てきますが、それは僕のことです。まさかの1万字近いインタビューとなりました。それではかなり長いですがお付き合い下さい。

 

ツイッターとブログ

━━俺がツイッターとかブログをやってるのは知ってる?
父:知ってる。
母:でもそれがどういうものかは分かんない。詳しくないからね。
名前は聞くけど。ツイッターとかブログとかがどういうのだか。
父:てつ(僕のこと)がでしょ?やってんの知ってっぺよ(茨城弁)。
母:ブログとツイッターの違いが分かんない。
━━お母さんは見たことがない?俺のやつは。
母:ブログはあるよ、ブログはね。ブログって押すと出てくるから見てる。
━━それは何で?パソコン?
母:これ、スマホで。
━━ツイッターは見たことがない?
母:ツイッターていうのが見て…
父:わかんない…てつのやつ…分かるよツイッター。つぶやきみたいなやつでしょ?そう?
母:「佐藤ダイン」ってやると出てくるんだよね。だからそれで見れる範囲では見てる。
━━じゃあもしかしたらツイッターか分からないけど見てるかもしれない?
母:うん、見てっかもしんない。
父:ツイッターでてつの単行本出るっていうのは分かったんじゃないの?違うの?
母:そうそう、何か決まったとかね。
━━「おめでとう!」って(連絡くれた)のは何を見て(単行本発売を)知ったの?
母:これで(スマホを手に取りながら)。いつも見てるから毎日。「佐藤ダイン」で。
父:そう、あれはたまたまだったんでしょ。一番先に言ったでしょ?
━━へ?
父:お祝いが。
━━はい。
父:その日に。
母:毎日、お母さん必ず「佐藤ダイン」で。それがツイッターか何か分からないけど。
━━お父さんはツイッターっていうのが分かって見てる?
父:分かんないよ。
母:ただ見てるだけ。
━━あぁじゃあグーグルとかで検索してってこと?
母:う~ん、分かんないけど…。
父:「ダイン」って入れれば出てくんだ。

 

「僕に彼女が出来るまで」の感想

━━僕の漫画は読んでますか?
父:読んだ。
母:読んでます。
父:いや面白いな~と思って。
━━最初から全部読んでる?
父:うん。第10話までな。
母:そういうのを今度描くことになったっていうのも分かってたよね。
父:うん。
━━言ってない気がするんですけど。
母:言ってないけどいつも見てるから。今度そういう連載することになったとか言ってるよ~とか言って。
父:そうだな。ふわふわジャンプ。
━━ふわふわジャンプじゃないんですけど(笑)ふんわりジャンプです。
父:ふんわりジャンプか。
━━ニコニコ動画とかは知らない?
母:全然見てないね。
父:見てない。
━━漫画の感想とかあります?
父:漫画はね、ほんとにリアルな切実な体験が生々しい。非常にリアリティがあってね、描写が細かい所まで行き届いているような気がします。
母:前のアイドルのやつからすると今度対象が広がってみんなにこう、ね?読んでもらえる感じかな~って思うね。
父:楽しめると思うんだよね。我々が楽しんでるから若者がどうなのかは分かんない、そこは。
━━いやむしろ同世代に向けて描いてるんだけど…。
父:還暦の人も若かりし頃を思い出しながらこういう時があったな~っていうのは思うね。
母:うん。
父:そういう青春時代あったなって。
━━そもそも漫画って読んでた?昔。
父:読まない。お父さんあんまり漫画は読んでないな。
母:昔、我々の時代はあれでしょ?アトムとか鉄人28号とか。
父:テレビでアニメだな。8マンとか。
母:そういうのは見てたよね。
父:漫画を雑誌で見たってのはあんまりない。買ったのは買った。白土三平の…
母:何とか外伝?
父:そう、全何巻っていうのがあんだ。
母:私の小学生時代はマーガレットとか少女フレンドとかいうのがあったんだよね。安いけどね、小遣いで買えるぐらいのやつ。それは見てたね。
━━今の若い人って逆に漫画の読み方分からないっていう人もいるんだけど、そういうことはない?
母:と、思うけどね。
━━お母さん的にはどうでした?漫画読んで。
母:漫画読んで?なかなかほのぼのして…本人は切実でしょうけどね。うまく行かなかったりで。でも~だから…何にもなく?こう~チャレンジしないでアレするよりも失敗してもそうやって人と関わってアレするのはいいな~って思うよ。
━━(アレって何だ…?)
母:本人は切実かもしんないけどね。そういうのてっちゃん(僕のこと)もチャレンジしてんだっていうのはいいと思う。漫画だけじゃなくね。
父:いよいよこう~結婚までいけば最高なんだよな。
母:そしてほら、何て言うの?会って話さないと分かんないでしょ、てっちゃんと。たま~に東京で行き会ったけど。そこまでの話しはしないもんね。「何食べる?」とか「元気でね」くらいの話しでしょ。あぁゆうの描いてくれたからあぁてつこんなこと考えてるとか、あぁこういう経験もしてんだぁ良かった~と安心するね。
父:うん。
母:だってちょっと全部は聞けないでしょ?あんな風に。あぁゆう風にこうお話として…まぁ脚色も入ってるんでしょうけど。ね?そういう風に考えたり、何かやってるっていうのが分かっていいよね。それがみんなに受け入れてもらえれば尚更いいけど。親としてはね。
━━他人じゃくて息子の話じゃないですか。だから読んでてツラいとか嫌だなっていう感情は別にないですか?
母:ないなお母さんは。
父:一切無い。もっと爆発して欲しいと思う。もっとガムシャラに突っ込んで行って欲しい。この作品で勝負すんなら自分を赤裸々に出して行かないと。やっぱりそのギリギリのとこだから。本気になんないと。まだまだ、そのね、甘い感じがするな。
━━どのへんが甘いですか?
父:全部をさらけ出してないって感じ。もっと泥臭く、ほんとに足突っ込んでドロドロになるような話に展開しては…ダメだよね?たまに出てくっぺ?あれがめんこい(かわいい)な。
母:あのカモみたいな。
父:そうそうそうそう。
母:てっちゃんだけじゃなくて代弁してね。
父:あそこがうまい工夫だなと。
母:いいんじゃない、それでだから。
━━一応実体験をもとにしてるんで…。
母:そう、今しか描けない感じがいいと思うよ。
父:リアリティがあるっていうのはそこだよな。そこが売りだっぺよ?読んでくれれば面白いと思うよな。まず読むきっかけがなかなかないからな。

 

学生時代

━━読んでいて印象が変わったとか意外に思ったこと、漫画で初めて知ったこととかってありますか?
父:自分で希望すれば、そういうサークルとか合コンとかできるんだな~って。自分が主体的に動けばいくらでもチャンスが見つけられるのが都会なんだな~って思ったね。踏み出せば色んな環境が整っている、恋愛するための環境とか出会いの環境とか。
━━俺の内面的なとこでは特にないですか?
母:意外とちっちゃいときはひょうきんなような感じだったけどだんだん大人になるにつれて…
父:自分を見つめるようになった?
母:自分で考えるようになったんだな~って思った。人付き合いが苦手とかってね。
━━そういうことで悩んでると思ったことはない?
母:高校が地元じゃなかったからどういう高校の友達とお付き合いしてたのかは分かんないけどね?
父:音楽やってたのはびっくりした。
母:そう、高校の時ね。
母:漫画描いてるっていうのはあんまり知らなかった。「漫画家になるから(会社)辞めるんだ」って言うから漫画描いてたのか、なんて思ったけど。お父さん知ってた?漫画描いてんの。
父:分かんなかった。
━━人付き合いとか恋愛で悩んでるっていうのは漫画で初めて知った?
母:うん。
父:そうだな。
━━彼女がいるかとか恋愛の話とかってしたことないと思うんだけど、気にはなりました?高校とか大学とかそういう人いるのかな~とか。
母:出会いがあればいいなとは思ったけどうちでほら離れてるでしょ?てつと。その都度その都度が一生懸命でね。やっと自分達でいい人見つけんのかな~って感じで、この頃ね、年頃になってきていい出会いがあればいいなって思うけどね。
━━学生の頃はべつに?
母:その頃は男も女も大勢いたんでしょうけど。どうかな~って思ってたけど。何にも言わないから…。こっちも一生懸命だったからね。生活するのにね。
父:だからあんまり気にしなかった。
━━(恋愛の)優先順位が低いから聞くまでもないという感じ?
父:そうそう。
母:何かあれば言ってくるだろうと思ってたけど。学費とか送ってあげる方で一生懸命だったからね。
父:元気でいればいいなと思ってただけだ。

 

結婚するならどんな人?

━━学生時代はそうだったとしても今はもう結婚してもいい年齢じゃないですか?今はどうですか?
父:進んで結婚して欲しい。
母:うん、そう。誰かいい出会いがあればいいな~とは言ってるよね。
━━とは言いつつ直接は言ってこないじゃないですか。それは何でなんですか?
父:もう30になっちまったかんな。もっと早く言えば良かったな…。
母:だって言われたからって出会うもんではないと思うから本人にまかせるしかないなって感じ。こっちの人に誰か言ったとしたって距離が遠いしね。
━━親戚の結婚式の写真を見せたのは意図があったわけではないんですか?
母:全然。
━━プレッシャーをかけるためとかは?
母:あぁそこまで考えてない。親が言うと嫌かなぁと思って。
━━じゃあいつまでにして欲しいとかは?
母:思ってるけど本人に言ってもアレだもんね。
父:そんなの決められるわけじゃないもんな。
母:(こっちは)過疎でしょ?だからこの町は一生懸命子育て支援したりしてんのよ。若い人に来てもらおうって。婚活とかイベントとか町が。
父:もう本人にまかせるしかないでしょ。
母:てっちゃんは結婚はしたいと思ってんでしょ?
━━うん。
母:じゃあいいよね。
父:結婚したほうがいいんだよ。
母:まずそう思うことが第一段階だよね。
━━孫を見たいという願望はあります?
父:孫を見たいってよりも息子らが幸せになって欲しいってだけ。
母:子供がいればいいけどそれはしょうがないもんね。孫を見たいから結婚して欲しいっていうわけではないね。
━━彼女であったり、結婚する人はどんな人がいいですか?
父:てつがいいなと思った人はいいと思うよやっぱり。
母:そうだね。分かんないもんね、それは。外見とかじゃ分からないから。
━━例えば、奇抜な人を連れてきたとしても受け入れる?
父:受け入れる。それはてつが選んだんだもん受け入れっぺよ。
母:そうだよね。決めたんなら。
父:昔は家を存続するためにどうするかってことだからやっぱり親は真剣になってこの人は駄目とか良いとか言ったけど今は個人主義みたいな、子供が決めて子供の責任でっていう風になっちゃってっからな?
母:てっちゃんが責任持ってやればいいんじゃないの?その橋渡しを。
父:今は離婚とか、結婚したら一生この人とっていう縛りはだんだん薄れて来てっかんね?駄目なら別れればいいんじゃないのっていうくらいの感覚でやっても…ね?いい時代になってきたのかな~って思うから…
━━(母の方を見て)怪訝な表情されてますけど…?
母:飲んでっから(話)半分くらいの感じで聞きな。
━━お母さんはそういう考えじゃない?
母:うん、そういう考えじゃない。
━━あっそうですか…。

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30代童貞について

━━漫画の中で30代で童貞っていうことを言ってるんですけどそれについてはどうですか?
父:これ難しいよな。う~ん。恥ずかしいとか何かある?
━━あんまり言わないと言うか…自分からは言わなかったけどね。けど漫画の中で言うってことが1個何かさらけ出すっていう意味で言ってるから…今は何とも思わないけど。
父:トルコ風呂だっけ?そういう男性には色んな機会があっからそういうとこに若気の至りで酒飲んで繰り出すべ、なんて行ってやったこともあるよ。童貞だから童貞を破ろうと思ってそういうことやったわけじゃなくてふつふつ内から湧くものだよねそういうのは。女の人と関係したいな~という気持ちが誰も出るでしょうよ。んでそれを素直に、じゃあどういうふうな作戦で行くかとか。ね?色んな…
━━漫画でそれ(童貞)を知った時にどういう感情だったんですか?
父:遅いな~っと思った。30過ぎてそんなことやってたんでわな。
━━お母さん的には?
母:どういう漫画になんのかな~とは思ったけど。
━━意外に思ったのか、やっぱりと思ったのかどっち?
母:お母さんは男の人と違うからね…。でも漫画がほのぼのとしたこう~何て言うの?ま~るくて、主人公が。あの題名もそういうこと、意図が書いてあったでしょ?だから分かったけど。付き合ったこと無い人がどうやって見つけるかっていうやつでしょ?
━━童貞であるとかはそんなに気にならない?
父:気になんない。むしろその方が面白い。
母:最初はそんなことまで告白するようなのかなっていうのもあったけど。そうじゃないとメリハリが無くなっちゃうもんね?最初こういうとっからしてどうなってくんだか分かんないけど。自分でも結末がどうなるか分かんないって書いてるから。だから少しでも幸せなアレがあればね。いいけどね。
父:これは自然な流れだよな。童貞が出てきて自然な流れ。
母:それが21ぐらいでそれだったらアレかもしんないけど30過ぎてそこからスタートするっていうやつだから…。
━━遅いなとは思った?
母:遅いか早いかはわかんない。
父:この話しの中でちょーどいいね。それでなくちゃいけない。
━━これは言えればでいいんですけど、お父さんはどういう状況で童貞を捨てたんですか?
父:どういう状況で…いや~お父さんは早かったな。あの~何だったかな~。
━━覚えてない?
父:これは語れば不思議なアレなんだ。うん。訳が分かんなかったもん。ね?お父さんは。
━━話せるなら概要を…。
父:話せるっていうか、う~ん…。
━━じゃあ何歳の頃なんですか?
父:う~ん、20歳の頃だな。だから何も分かんなかった。導き手がいて、んで…う~ん…だったな。そういう感じ。
━━相手は同い年?
父:違う。もう年上も年上だったな。恐らく。
━━恐らく?誰か紹介してくれる人がいて?
父:そうそうそう。ここでどうだって言われて。
━━お店とかではないってこと?
父:違う。お店とかではないんだよな。遠~い昔だ。

 

両親のなれそめ

━━お二人はどこで知り合ったんですか?
父:だって同級生だもん。中学1年の時に知りあったんだよ。
━━どうやってお付き合いは?
母:お付き合いって中学生だもんしないよね。
━━でも結婚するまでにどういうプロセスがあったんですか?
父:お父さんが就職してからだな。お母さんと接点は。
━━どういう接点があったんですか?
母:県南の方にお母さんは勤めてたから…お父さんも…。
父:県南の方だよ。就職して。お母さんに連絡したのか?お父さんは。
母:お母さんも手紙でも出したのか分かんないけどね。
━━ほんとに覚えてないのかあやふやにしてるのかどっちですか?
父:覚えてない。バスで30分乗るといけるとこなんだよね。んで~喫茶店でお話したとかな?あんだぞ。そん時結婚しようなんて話しはしなかったんだけどな。したんだっけ?
母:う~ん…。
━━付き合った期間はあるんですか?
母:2年くらいかな?
父:うん、そうだな。
母:24歳でしょ?2、3年いたんだよね?県南にね。
父:いた。3年いたんだ。
━━結婚するまでにどれくらい付き合ったことあるんですか?異性と。
母:お母さん?お母さん付き合ったことない。
父:お父さんも付き合ったっていう~そ~だにあんめ(そんなにないだろの意)。どこまでを付き合ったっていうのか分からないけどな。
━━モテるとかそういうわけではないってこと?
父:お母さんはモテたんじゃないか?お母さんを良いっていう人いっぱいいんだぞ?同級生で。
━━今と昔で出会いの方法って違いとか…昔は携帯とかも無いから…
父:手紙だな。手紙を書いたな。
母:そうかもしんないね。固定電話があるくらいだけどそれは日中職場とかにいたらかけないから手紙とかでしょうね。
━━恋愛面で悩んだりしたことあります?
父:恋愛でしか悩まめ(悩まないだろの意)。まだ(インタビュー)あんの?
━━じゃああと15分くらい…(すでに1時間程経過していた)。

 

幸せな人生とは

━━僕の漫画読んで悩みとか共感できる部分あります?
父:共感してたな。あのその通りだと思ってた。
━━どの部分?
父:振られる時の感じとか、そして部屋に帰ってウダウダしてる感じとか。
そうすっとあの何か出てくんだよな、ぽやぽやしたのがな。
━━具体的にどこを共感できたとか…自分が若い頃と比べて…
父:その時々において感銘を受けながら読んでました。あぁその通りだなって。
━━答え方が適当になってる気がするんですが…。
母:(結婚したのが)26同士だったよね。だから31歳の気持ちまでは分かんないよね。31になる前にもう結婚してたから。
━━僕に今アドバイスするとしたら何かあります?
母:そのままでいいんじゃな~い?
━━(漫画を)読んでてもっとこうした方がいいとかは思わない?
母:伝えた方がいいと思うよ。こうゆう風に思っても自分であぁこうだからあぁこうだからって結局言わなかったりしちゃうでしょ?人間とね。
父:人生一度きりだから思ったことは言ったりやったりした方がいいよ。そして駄目ならそれはそれなんだから。
━━相手の人にってこと?
父:この人いいな~って思ったら聞いて、見たいことがあったら聞いてみる。誘ってみたかったら誘ってみる。こっちが出なくちゃ反応は無いんだから。
母:思ったことを伝えた方がいいと思う。
父:いつも言ってるよお母さんには。ヤダとか。そうすっと何か変化が起きるでしょ?化学変化が。そっから何かが生まれるんだから。
母:若いときって思い込みでやっちゃって今になってあんなこと全然アレだったな~ってことがいっぱいある。そん時一番良い判断だと思ってやったけどあれではちょっとね~って…
━━でもそれは大人になって数年経ってから分かることであって、その時々はそれが一番最善策だと思ってるわけだから…
母:そうそうだからいいんじゃないですか?その積み重ねでその人の人生だから。
父:人生の最後の頃になってその人がほんっとに平凡な、なんの波乱もない一生を送って来たな~っていう風に感じちゃうっていうことは、結局そういう風に抑え込んでて自分のやりたいことを若い頃から抑え込んで抑え込んでハミ出ないようにハミ出ないようにしちゃうとやがて人生の終末にきて、あぁ~俺の一生って何の波瀾万丈も無く平々凡々で来ちゃってあん時にバァーンとぶつけてやれば良かったな、失敗があっても、そういう人生でなくちゃほんとの人生じゃないんじゃないかな?…って思うから若者には言いたい。手錠をかけられるようなことでは無くて自分の情熱をこう噴出するような何かそういうことをやって一生のうちに一回くらいやってもいいんじゃないかな~って思ったり。
母:それ(平々凡々な人生)が心地良い人ならそれでいいんじゃないんですか?抑え込んでんだったらまずいけどね。
父:あの~その到達点に来た時にあぁ~幸せな人生だったなと思えるような…
母:結局何やろうとやんなかろうと自分が心地よく幸せなら良いんじゃない?ねぇ?結局は。
父:誰に言われようと。だから幸せ。お父さんは。
━━結婚して良かったですか?
父:良かったな~結婚しなくちゃここまで生きられなかったお父さんは。
母:そうだね。てっちゃん達4人ね。アレだもんね。
━━夫婦円満の秘訣はありますか?
父:円満の秘訣は…う~ん…なんだろうな。
母:円満…って言うか…
━━別にない?
母:特にねぇ?

 

単行本発売について

━━単行本は買ってくれますか?
父:買ったよ。予約したから19日に届くように。
━━それを誰かに配ったりとかする予定は?
父:配るっていうよりも見せて買ってくれるって言えば売る。
━━誰に?親戚とか?
父:親戚だな、まず。あとは友人な。自分で足りなければもっと注文して買う。
━━内容がちょっとアレじゃないですか…けっこう恥ずかしいと言えば恥ずかしい…
母:そうでもないよ。
父:全然違うよ。
━━親戚とか知り合いにこういう漫画描いてるって言うのは恥ずかしいとかは無い?
母:うん、そうだね。
━━漫画家っていう職業については…それを目指すとか、なったっていうことに対しても何も言わないですけどそれについては思うところあります?不安定な職業じゃないですか。
母:私なんか絵を描いたりできないからすごいな~と思って応援してるだけ。
━━仮に食えなくなったりしたらそれはそれでまた道を探せばいい?
母:うん、お母さんはね。どう?お父さん。
父:そうだな(適当)。
━━僕の漫画を読んでる人に言いたいことありますか?
父:丁寧にきちんと1コマ1コマ目配りしながら読んでもらうと大変面白い作品です。
━━(笑)
母:そうなの?
父:うん。ユーモアがあってね。次の話を読みたくなるような終わり方をするっていうのは心憎いなって思いました。
━━今度ほら、自分のことでしょ?だからどういう風になっていくのかが楽しみ。どういう風に成長していくのか。いい出会いがあるといいな~って祈ってる。
父:早く完結して欲しい。
母:完結したら終わりになっちゃうんだけどそこが複雑だね。
父:次のシリーズが待ってっぺよ。今度は「僕が結婚するまで」って。

作品を作るということ

━━そろそろ終わろうと思うんですけど何かあります?言いたいこと。
母:ハードでしょうけどね。締め切りとか色々あるでしょうからね。作品を作るっていうことはね。だけどそれが楽しいならね。
父:楽しいことは苦しいよ?本当の楽しみを得るためには苦しみがないと楽しみが無いからな。苦しんだほうがいい。
━━漫画読んでて自分に似てると思ったところあります?
父:似てるよ。人間がそういう行動するっていう気持ちの動きっていうのは。だから共感できるんであって、そうでなければ共感できないもんね。
━━自分の息子だからとかではなく?
父:全然。作品として独立したものとして見てる。
━━性格的に似てるとかはあんまり感じない?
父:う~ん、むしろ消極的だな~って思うよね。てつは。
母:お酒も飲まないからじゃない?お父さんはお酒好きだから。
━━お父さんって人付き合いが得意じゃないように見えるけどそうでもない?得意?
父:得意では無いでしょうね。ないけども幸せ。
━━お母さんは人に気を遣い過ぎる気がするんですけど。
母:そうかもね。
━━彼女出来ない理由はあるとすればなんかあると思います?
母:歯並びとかは直したんだけどね…。
━━内面的には何かあります?
母:内面的には今のままでいいと思うけどさっきお父さんが言ったみたく自分の中でばっかり言うんじゃなくて言葉に出すといいんじゃないかな?相手もこの人何考えてんのかな~って分かんないからね。言葉に出さないと。
父:やっぱり恐怖心っていうのはあっからな。人におとしめられたり変な風に見られてんじゃないかとか。だから言い出せないっていうのはあるよな。
母:人に伝えた方が絶対…コミュニケーション取った方がいいと思うよ。言っても意味のない言葉だとしてもね。感じたことを言葉にした方がいいと思う。つかみ所のない人って思うよりは。ね?

 

インタビューは以上です。果たして最後まで読んでくれた人はいるのでしょうか…?もしいたとしたら全力で拍手を送らせて頂きます。インタビューしてみた感想としては、意外とウォッチされていたということと、作品を肯定的に捉えてくれていたこと、内容的に恥ずかしいとは思ってないということが印象に残りました。恋愛に対するアドバイスについては、的を射ているなと思う部分とそれが出来ないから悩んでるんだけど…という自分の中で言い訳もあったり…。ともあれ普段聞く機会が無かったことを聞けたのでとても有意義なものになったと自負しております。

インタビューの後のすき焼き。


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