「僕に彼女が出来るまで」が終わった理由


ふんわりジャンプで連載をしていた『僕に彼女が出来るまで』が最終回を迎えました。
参照:僕に彼女が出来るまで

最終話が更新された後ニコ生をやったのですが、その時のコメントで「どうして終わったの?」と聞かれた時、うまく答えられなかった気がするので、文章に書いてみようと思います。

*作品のネタバレを含みますので、こらから作品を読む予定の方は本記事は読まない方が良いかと思います。


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まず、「漫画を終わらせたい」と提案したのは僕の方からです。その後、「ではあと何話描くか?」という話になり、20話で最終回を迎えたわけです。

僕が「漫画を終わらせたい」と思った理由は主に2つです。

1、紙での出版が難しい状況になった
僕が出版社を通して作品を発表しようと思った動機のひとつとして大きかったのが、紙での単行本の出版の可能性があるという点です。1巻でそれは叶ったわけですが、2巻ではそれが難しい状況になりました。その時、出版社を通して作品を発表する動機のひとつが失われたわけです。

2、僕自身が疲弊した
この作品を発表した時(当時は自主的な連載)、僕の構想では18話ぐらいまでを想定していました。エピソードとしては酒井さん(メガネの女の子)とのお話までです。その頃の僕は、『多分、この子(酒井さん)と付き合うんだろうな…』と思っており、18話ぐらいで綺麗に終わらせようと思っていました。そんな感じで始めたわけですが、ご存じの通り、ふんわりジャンプで連載することになり、打ち合わせをしていくなかで「もう少し内容を詰めた方が(コンパクトにした方が)いいんじゃないか?」ということになり、結果的に酒井さんとのエピソードは13話までに圧縮されました。その後も連載は続くわけですが、そこからのエピソードに関しては、その都度、前後のつながりを考えつつ、恋活をするなかで描けそうなエピソードをピックアップして描いていくという作業でした。1話読み切りではなく、ストーリー性を持たせた作品でしたので、この辺りは苦心しました。

その一方で作品として、主に作画面でハードルをもっと高く設定したいという欲求が出てきました。エッセイ漫画を描くのが初めてだったので、「今までとは違う簡素な絵柄でやってみよう」と思って始めてみたものの、自分が納得の行く画面を作ろうと試行錯誤するなかで、結果的に元来の作風に近い形になって行きました。「元来の作風」とは、いわゆる青年漫画的な(背景がきっちり描いてある)画面です。元々「エッセイ漫画でありながらストーリー漫画的演出」を目指していたのである意味必然ではあったのかもしれません。

そういったハードルを自身の中で設定することで、特に連載後半にかけて作画のクオリティを上げるために原稿にこれまで以上に時間をかけることで、恋活にかけられる時間がなくなっていきました。「話のクオリティも作画のクオリティも上げて行きたい。でも恋活をする時間がないので描けるエピソードが無い。」という状況にだんだんと追い込まれていきました。

作品の中で言っている通り、「漫画のために恋愛をする」ということはしたくなかったですし、作品の性質上、ストーリーの脚色は最小限にしたかったということもあり、前述の「紙での出版が難しい状況になった」という状況も相まって、連載終了を申し出た次第です。

以上の理由は読者の方にとっては関係のないことですし、僕のわがままです。「そんな理由なら連載続けてよ!」と思う方もいるかもしれません。

なので皆さんにひとつお約束します。

これからも恋活は続けるし、彼女が出来るまでの経過は何かしらの形で報告します!

「何かしらの形」って何だよ!って話ですが、それは僕もまだ分かりません。おそらく漫画だとは思いますが、発表の場は商業誌かもしれないし、以前のように個人になるかもしれません。いずれにせよ少しペースを落としてじっくり恋活をしてみるつもりです。

もし、まだ応援してやってもいいかな、という器の大きな方がいらっしゃいましたら引き続き見守って頂けたら幸いです。

ともあれ今は絶賛無職中ですので、お仕事依頼お気軽にどうぞ!
連絡先はこちら→t.sato.cocoa@gmail.com

文章と内容はほぼ同じですが、動画も撮りました。

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