僕がなりたかったもの


昨日は、久々に漫画のアシスタントをしておりました。3年間お世話になった事務所で唯一の同期がいるんですが、彼が今連載してましてたまに手伝わせて頂いています。僕は、描くのが遅い上にあまり上手くないのですが、それでも仕事を振ってもらって感謝しています。

さて、今日は「僕がなりたかったもの」というテーマで書いてみようと思います。

僕は大学時代、芸術系の学部に通っていました。デザイン、音楽、プログラミング、映像、美術史などを広く(浅く)学びました。その中で僕が一番楽しかったのが、「映像」の授業だったんですね。

男女7、8人でグループを組んで、それぞれが監督になって3分間の作品を作るという授業がありました。監督以外のカメラ、衣装、照明、美術などはそれぞれがローテーション的に持ち回りで務めました。演者はプロの役者に頼む事も出来ないので、知り合いに頼んだり、自分自身が出たりととにかく手作り感満載なのですが、それゆえに試行錯誤する感じが楽しかったし、ロケハンで皆で海に行ったりして「あぁ青春してるなぁ~!」と思ったものです(笑)

さらに、撮った素材を繋ぎ合わせて最終的に3分にするという編集作業が楽しかったです。どのカットをどのくらいの長さにするか?音楽はどうするか?どういった順番で繋ぐか?それによって印象がガラリと変わることに面白さを感じていました。

そして発表会。それぞれのグループごとに前に出てプロジェクターで映像をスクリーンに投影します。ドキドキしながら他の学生の反応を待ちます。結果は…狙い通りのところで笑いが起き(内輪ネタではありますが)、たくさんの拍手をもらいました。この時「自分の作品が認められた!」と高揚したのを鮮明に覚えています。

そんな事もあって、「映画監督っていいかも」と思っていた時期があります。ただ、素人ながらにやってみて思った事は、どうしてもコミュニケーション力が必要なんですよね。現場を仕切らないといけないし、テンポよく撮っていかないとあっという間に日が暮れてしまいます。さらに、先輩や目上の方に出演してもらった時に、「今の演技微妙だったけど、リテイクお願いし辛いしまぁいいか…」という感じになる時がありました。良い作品を作るためには、強いリーダーシップが必要なんだなと実感しました。それで、「あっ向いてないな」と思ったわけです。

じゃあ、映画的なことを一人で出来ないかな?って思ってやってみたのが漫画なんですね。正確に言うと漫画は読むのも描くのも小さい頃から好きだったし、けらえいこ先生の「あたしンち」が好きで(みかんがクソ可愛い)、小学生の頃に漫画を模写してなんとなく本っぽいものを手作りで作ったりもしていました。ただ、「漫画だったら一人で出来るじゃん」って思ったのはこの頃(大学生)だったと思います。漫画は総合芸術と良く言わますが、脚本を作って、カメラアングルを決めて、役者(キャラ)に演技をつけて…というように実写とやっていることはそんなに違いが無いですよね。

じゃあ、完全に一人で出来るのか?と言われれば出来なくはないけど、アシスタントを雇う場合もあるし、編集者との付き合いもあるから結局はコミュ力は必要だな~と感じています。

長くなったので続きは次回。

大学時代、ゼミの飲み会にて。

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「僕がなりたかったもの」への2件のフィードバック

  1. デジアシですか?
    シイタケハウスにかよってるんですか?

    1. >名前穴太郎の再公開待ったなし!さん
      コメントありがとうございます!
      デジアシですね~(^_^)

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